[Fact]
Appleは、韓国のカカオトークとTikTokなどのモバイルメッセンジャーアプリのアップデート申請を相次いで拒否・保留した。「電話番号の本人認証」と「ユーザの電話帳情報の収集」が問題になったからであると韓国メディアが報道した。
Apple の「AppStoreレビューガイドライン」17条には、「事前同意と明確な目的の通知なく、ユーザーデータを収集すること、特定の機能のために個人情報を収集すること」を禁止していると書いてある。つまり、アプリの使用履歴以外の個人情報の収集を原則として禁止しているのである。
電話番号認証と収集を利用して、ユーザーを識別し、自動友達登録などの機能を提供していた韓国のモバイルメッセンジャー企業は混乱に陥った。この企業らは、Apple社の方針を慎重に見守るという立場である。
[comment]
ユーザの電話番号の収集・伝送は、各種コミュニケーション型アプリがサービスの付加機能を簡単に実装するために選んだ方法である。これを問題視して、更新を拒否すれば、事実上コミュニケーション型アプリは、数ヶ月以上、サービスのアップグレードを行うことができなくなる。
期待を一身に受けてきたカカオトークにとっては、最初の試練になると考えられる。たとえ公取委への提訴や訴訟などで、勝ったとしても、カカオトークにはかなりの打撃となるだろう。
Appleがこのような措置を行ったのは、自社のiMessageとFaceTime事業を拡大するための布石であると解釈される。
[Reference]
1. Apple、「ユーザの電話帳を収集するな」
http://www.etnews.com/201201310168?mc=m_013_00003
2. Appleが認証しないの? カカオトーク、新規アプリで反撃
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2012020118552206039&type=1

